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使っちゃダメ?使っていい?”N-word”の実態 - アートxアメリカ大学院

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トランプがアメリカ大統領になってから、あらゆる分野で人種差別や白人至上主義についての議論を目にするようになりました。今日は白人と黒人の間で問題視される“N-word”について少し紹介します。

道具か武器か?使い方によって変幻する“Nのつく言葉”

アメリカで“Nのつく言葉”=N-word とは、”(差別的な意を含む)黒人”=Nigger、そして”(友情表現を表す)相棒”=Nigga という、二つの意味を含む言葉を示します。Niggerは歴史的にも知られているように、アメリカの白人社会が黒人を奴隷として指して使っていた言葉であり、現在でも特に白人の間では禁句とされています。その禁句のはずの言葉ですが、時々テレビで公に言ってしまう有名人や、差別的に言葉にする人もいる現状。白人と黒人の間を今でも緊迫させる場面を目にします。

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ヒップホップや映画で共有されていても・・・。

黒人同士で使われる”Nigga”の言葉は、ヒップホップ、そして映画、テレビでも仲間意識を強める言葉としてよく耳にします。もともとは黒人奴隷を指していた言葉を、変形して自分たち自身に使うことで、そのNiggerのもつ重くて暗い歴史のパワーを逆手に取った特殊な言葉です。“Nigga”が流行りの文化の中で共有されるにつれ、人種を問わずに若い世代でも身近に使われるようになりました。ところが、「どんなに親しくても白人がこの言葉を使うことは許されるべきでない。」「歴史を知覚せずにこの言葉を使うことは黒人の心を傷付ける。」という議論がされるようになりました。禁句を思わせる言葉をあえて使って歌いたい黒人、禁句と知っていてもテレビで口にしてしまう白人、どちらも一緒に共存するアメリカの、難しい問題です。「使い方によってはナイフのように突き刺さされる気持ちなんだ。」と、ヒップホップ歌手・俳優のアイスキューブは説明していました。(http://www.npr.org/sections/therecord/2017/06/12/532474238/ice-cube-leaves-bill-maher-shaken-and-stirred-over-the-n-word

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クールだから!だけじゃ、クールじゃない。

日本でも、ヒップホップカルチャーは人気になってきていますね。こうした異文化を取り入れる時にも、ただ単に見た目や聞えが恰好いいから!と真似をすると、思わぬところで無知が傷になることがあります。 黒人と白人の特別な関係はアメリカの中でいつまでも残ることでしょうし、それをアジア人である私たちは横から見ていることしかできないのですが・・・それでも、どちらの側にも偏ることのない、平等に間を保つ事も大事。やっぱり根はみんな同じ人間!アジア人独特の視点だって、彼らには必要なことかもしれません。歴史上の関係を理解することは、危険な間違いを再び犯すことから避けるために大切なこと。どこかで聞いたことがあるかも知れない”N-word”、その裏側に隠された問題と意味を少しだけご紹介いたしました。

 

今日の一言

Educate yourself!

 

 

 

 

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