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私が美術の先生になりたかった理由は、生徒の「きっかけ」になりたかったから

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こんにちは!Kaboです^^

いきなりですが、日本の三月は別れの季節!先日、勤めさせていただいていた中学校美術の非常勤講師を辞任しました。高校生の時にふと思った「美術の先生になりたい」という目標を(正教員ではありませんでしたが)叶えることができて、純粋によかったと思っています。もう新しい道を進んでいる私ですが(本当に前任先の先生方には最後まで大変よくしていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。)、今だからこそ思う美術のことや、先生になりたかった理由について少しお話しさせていただきたいと思います。

美術について

「美術」という存在に出会うのは大体、中学校に入学してからの方が多いと思います。小学生卒業までは「図画工作((ずがこうさく、英語:Arts and Crafts)は、日本の初等教育における教科の1つ。中学校高等学校美術技術に相当する。)」だったそれらは中学校入学と同時に「美術」として私たちと再会します。感動の再会と思いきや、思春期真っ只中の中学生たちにとっては、ただただ恥ずかしい苦手な教科の一つになってしまっていたようです。あんなに楽しくて大好きだった図画工作だったはずなのに。。泣

私は自分で言ってしまえるほど昔から図工も美術も得意中の得意、もちろん成績もオール5でした。むしろ美術の授業でしか輝けない!という勢いで取り組んでいましたので、今から一年前、私は初めて「美術を嫌いな子」との出会いを果たし、見事たいへん困惑しました。笑 特にデッサンのような画力の差がはっきりと出てしまうものは、授業が10分も過ぎれば集中力が切れてしまう生徒がちらほら。。笑 その反面、生徒に人気のあった授業は彫刻。彫刻といっても細かな作業をするものではなく、ひたすら石をヤスリで磨く。制作というよりは作業に近いものでした。また、お手本のある模写のようなものも人気がありました。

なんで美術が嫌いなの?

美術が苦手とされる理由には、

・人と違うものが好まれるところ

・時間をかければかけるだけ良しとされるところ

・人と比べられやすいところ

の三つがあるのではないかと思いました。この三つの理由に思春期というプラスαの要素が合わさって、さらに苦手度が増してしまうのではないでしょうか。。絶対に技量だけで成績はつけたくなかったので、成績をつけるのも大変だった。。遠い目。。笑 当時の私は自分の作品には揺るぎない自信があって、美術の授業は鼻高々でいることに勤しんでいたため、上手にできなくて悔しい思いをしていた同級生のことなんて考えていなかったのです。確かに自分が中学生だった頃のことを思い返してみると、人と同じものを見たり食べたり聴いたりして、同じ話題で盛り上がって安心したいという意識はとても強かったし、、一生懸命に時間をかけて何かに取り組むという行為を(今では尊敬するけど、当時は)真面目ちゃんなんて呼んでからかったり、、美術を苦手だと主張してくる生徒たちの言葉や態度にたくさん共感できるのですが。。

「美術の先生」になりたいと思った理由

私が美術の先生になりたかった理由は、生徒の「きっかけ」になりたかったからです。

私が先生になりたいと思ったのも一人の先生の一言がきっかけでした。もともと絵を描くことが得意だっただけで、大学で突き詰めて学ぶのなら芸術かな〜なんてざっくりと考え?感じて?いた私。勉強は嫌いだったけどなんとか頑張ってE判定からのぎりぎりで合格。(職員室ではミラクルかおりと呼ばれる。)私の入った課は実技試験があったのですが、家の近くに画塾がなかったので美術の先生の指導が頼りでした。

合格を真っ先に伝えたかった先生に「頑張ってきます!」と伝えたところ「頑張ってきますじゃなくて、あなたは楽しんできますでしょう?いつでも楽しんで何かに取り組むことができるのが、あなたでしょう?」と言われたのです。こんなにふわっと自然にプレッシャーを取り除いてもらったことなんて無かったので、ぴんと張り詰めていた緊張の糸が緩んだ瞬間をとても印象深く覚えています。この出来事がきっかけで何をするにしても自分が楽しいと思えること(つらいことでも最後楽しくなれること)を優先に選択していけるようになりました。けど、誰かのきっかけってどんな立場にいても、相手のことを本気で想って向き合えばなれる存在なんでしょうね。私は美術の先生からもらったけど、誰かのきっかけはお母さんだったり近所のおじちゃんだったり、はたまた年下の男の子かもしれない。

最後に

また、私自身が美術にはこれ!といったはっきりした正解がないところと表現に自由があるところにとても大きな魅力を感じているからです。どんなものでもと言うと語弊がありますが、自分の表現したい物事・意志が作品に宿っているのであればそれだけで良いんじゃない?正解、、あるようでないような、、けどはっきりさせなくても良いんじゃない?そんなところがすき、、!そして、その表現方法は自由!完璧に美術に惚れています。← 一年という短い期間、うまく伝えられた自信はあまりありません。でも、何年か後にでもふらっと思い出してもらえたらいいな。職人ではないのだから、大切なことは上手い下手じゃない。自分で自分を褒めてあげられるような作品を作ろうという気持ちが大事。

今日の一言

自分にしか生み出せないものを武器に挑戦してみたい!と思わせてくれた生徒たちに感謝。

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